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もうちょっと考えました

 前回の「自治体医局」で出来ること、複数病院での医師のシェアです。通常の診療では2人で足りるけれど、手術の時には3人必要な外科や整形外科がある病院、毎日は手術が無いから、2日の内1日麻酔医がいれば足りる病院、こんな小さめの病院は結構あるんじゃないでしょうか?

 こんな場合、大学医局からアルバイトの医師を派遣してもらうのが通常ですが、人員確保は不安定ですし、これから更に悪くなることが予想されます。「自治体医局」なら複数病院に勤務させることが可能です。効率的に医師を配置してコストを下げることが可能になります。

 田舎の病院を廃院にして、住民が不都合になるよりは、随分良いことだと思います。一つの県内で県立、市立、町立病院の医師の数はかなりいると思います。大学医局からの供給では足りないところを、上手にシェアすれば医師不足の少しは緩和できるのではないでしょうか?


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UTP

賛成です。
個々の医者がバラバラで努力・ギセイしても、続かない。ある程度の母集団でローテーションしたり助け合うことで、窮状がだいぶ改善できそうです。
各大学医局にその力がなくなった現在、それに代わる一番有力なのは県庁でしょうね。
…問題は、県当局がどう考えるか、ですな。県知事のトップダウンでないと無理かも。
…しかし、根本は医療費のケチり過ぎにあるですけどねぇ。これは簡単には変わらんでしょう。(そげん事じゃけこの国は人間の減りよるったい)
by UTP (2006-08-02 14:58) 

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